摂食嚥下障害と口腔ケア
2026年2月28日KO DH
嚥下障害患者への口腔ケアと誤嚥性肺炎予防を解説します。
参考文献:Logemann JA「Evaluation and treatment of swallowing disorders」Pro-Ed(1998)
「嚥下障害のある患者さんに、口腔ケアをどこまでしていいのかわからなくて…」
摂食嚥下障害とは
摂食嚥下障害は、脳卒中・パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経疾患、頭頸部がんの術後、加齢に伴う筋力低下など、さまざまな原因で生じます。口腔内の細菌が誤嚥されることで、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあります。
口腔ケアと誤嚥性肺炎予防
口腔内の細菌数を減らすことが誤嚥性肺炎の予防につながることは、複数の研究で示されています。特に高齢者施設では、専門的口腔ケアの実施により肺炎罹患率が低下したという報告が多くあります。歯科衛生士が訪問歯科や施設ケアに参加する意義はここにあるかもしれません。
ただし、ケアの方法は個別に検討を
ただし、嚥下機能の低下した患者さんへの口腔ケアでは、水分の使い方・体位・吸引の有無など、通常とは異なる配慮が必要です。言語聴覚士や看護師と連携し、各患者さんの嚥下機能の評価に基づいたケア計画を立てることが安全なのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨