デンタルフロスの重要性
2026年3月30日KO DH
フロスの効果と継続的な使用習慣化のポイントを解説します。
参考文献:Sambunjak D et al.「Flossing for the management of periodontal diseases and dental caries in adults」Cochrane Database Syst Rev(2011)
「デンタルフロス、患者さんに勧めてもなかなか習慣化してもらえなくて…」
フロスの効果についてのエビデンス
Sambunjak らのコクランレビュー(2011)では、フロスと歯ブラシの併用は歯ブラシ単独と比較して歯肉炎指数を有意に改善させることが示されました。ただし、う蝕予防に関するエビデンスは質が十分でない研究が多く、結論は限定的としています。
歯間清掃具の多様化
フロスのほかにも歯間ブラシ、ウォーターフロス(口腔洗浄器)など複数の歯間清掃具があります。歯間部の空隙が大きい患者さんには歯間ブラシの方が有効なことが多く、フロスは歯間部が狭い場合や隣接面のプラーク除去に特に向いています。患者さんの歯列・歯間スペースに合わせた選択が重要です。
ただし、継続が最大の課題
ただし、どんなに良い道具でも使わなければ意味がありません。「毎日必ず全部やる」より、「寝る前だけでもやる」という小さな目標が継続につながることも多いです。患者さんの現在の生活に溶け込む形での提案が、長期的な習慣化への鍵なのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨