歯科衛生士の予防効果のエビデンス
2026年2月20日KO DH
歯科衛生士の介入効果を示す研究知見を解説します。
参考文献:Needleman I et al.「The evidence for the effectiveness of professional interventions」Periodontol 2000(2005)
「歯科衛生士がやっていることって、本当に効果があるの?エビデンスで示せる?」
歯科衛生士の介入効果のエビデンス
Needlemanらのレビュー(2005)では、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアとOHIの組み合わせが、歯肉炎・歯周炎の改善において有意な効果をもたらすことが示されています。また、Axelssonらの30年以上の縦断研究では、定期的なプロケアと行動支援を受けた群では、歯牙喪失率が著しく低かったことが報告されています。
予防へのシフトとエビデンス
近年では、「治療」から「予防・メインテナンス」への医療シフトが進んでいます。歯科衛生士が主体的に関わるリスクアセスメント、個別化された予防計画、継続的なモチベーション支援は、長期的な口腔健康の維持に直結するという研究知見が積み重なっています。
ただし、エビデンスには質の差がある
ただし、歯科衛生士の介入に関するRCTは方法論的な課題も多く、すべての介入が高いエビデンスレベルで支持されているわけではありません。EBMの視点を持ちながら、目の前の患者さんへの最善を考える臨床判断が、真の専門職としての姿なのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨