シャープニングの重要性
2026年1月26日KO DH
切れ味の落ちたキュレットでSRPをしていませんか?シャープニングがなぜ重要なのか、根面への影響と合わせて考えます。
今回参考にした書籍は『Fundamentals of Periodontal Instrumentation』(Nield-Gehrig)です。シャープニングの原理と切れ味の重要性が詳しく解説されています。
「シャープニング、最後にいつしましたか?」——なかなか答えにくい質問かもしれません。切れ味の落ちたインスツルメントでSRPを続けると、術者も患者さんも余計な負担を受ける可能性があります。
切れ味が落ちると何が起きるか
刃が鈍くなると:
・歯石を「削る」より「押しつける」動きになる
・根面への力が増大し、セメント質ダメージのリスクが上がる
・術者の疲労が増す
・患者さんへの不快感が増す
つまり、切れ味の維持はSRPの質に直結するといえそうです。
ただし、シャープニングのしすぎも問題です
一方で、過剰なシャープニングはインスツルメントの寿命を縮めます。最も大切なのは「怖がらず、定期的に行う習慣をつけること」かもしれません。SRP前に切れ味を確認するテスト(プラスチックスティックテスト等)を習慣化するのも一つの方法です。
まとめ:切れ味はケアの質そのもの
・SRP前に必ず切れ味を確認する
・定期的なシャープニングをルーティン化する
・切れ味が落ちたと感じたら、その場でシャープニングする
道具の状態を整えることが、患者さんへの最大の準備かもしれません。
参考文献
Fundamentals of Periodontal Instrumentation 8th ed. Nield-Gehrig JS. Wolters Kluwer (2016)
それでは、また次回〜🦷✨