プロフェッショナルケアとホームケアの比率
2026年1月18日KO DH
プロケアとホームケアの役割分担とバランスを解説します。
参考文献:Löe H「Oral hygiene in the prevention of caries and periodontal disease」Int Dent J(2000)
「プロケアとホームケア、どちらがより大切?患者さんに聞かれたらどう答えますか?」
プロケアとホームケアの役割分担
プロフェッショナルケア(PMTC・スケーリングなど)は、患者さん自身が取り除けないバイオフィルムや歯石を専門的に除去するものです。一方、ホームケアは毎日のプラークコントロールを通じてバイオフィルムの蓄積を防ぐ役割を担います。Löe(2000)は、この2つの組み合わせが口腔健康を維持する基本であると強調しています。
どちらが「より重要」か
エビデンス的には、ホームケアの質がメインテナンスの成否を最も大きく左右するという研究が多くあります。Axelssonらの30年以上に及ぶ縦断研究では、定期的なプロケアとホームケア教育を組み合わせた群では、ほとんど歯の喪失が起こらなかったことが示されています。
ただし、どちらかを軽視してよいわけではない
ただし、これはプロケアが不要という意味ではありません。特に歯肉縁下の病原性バイオフィルムは患者さん自身では除去不可能であり、定期的な専門家介入が不可欠です。「どちらか」ではなく「両方を最大限に」という考え方が、本来の予防歯科の姿なのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨