食事指導のポイント
2026年2月6日KO DH
砂糖と頻度に着目したう蝕予防のための食事指導を解説します。
参考文献:Moynihan PJ, Kelly SAM「Effect on caries of restricting sugars intake」J Dent Res(2014)
「食事指導ってどこから切り込んだらいいんだろう…ただ『甘いものを控えて』って言うだけでいい?」
う蝕と食習慣のエビデンス
Moynihan&Kelly(2014)のシステマティックレビューでは、砂糖摂取量とう蝕経験の間に強い関連があることが示されています。WHO(2015)のガイドラインでは、遊離糖類の摂取量を総エネルギー摂取量の10%未満(理想は5%未満)に制限することを推奨しています。
頻度が量より重要
重要なのは砂糖の「量」よりも「摂取頻度」です。1日に何度もお菓子や甘い飲み物を摂ることは、口腔内が酸性になる時間を増やし、脱灰が進みやすくなります。「間食を1日1回にまとめる」「甘い飲み物は食事と一緒に」というアドバイスが具体的で実践しやすいかもしれません。
ただし、過度な制限指導は逆効果になることも
ただし、「一切甘いものを食べてはいけない」という指導は患者さんのQOLを損なう上、守られにくいです。食べること自体の楽しみを尊重しながら、タイミングや頻度の工夫を一緒に考えるアプローチが、実際の行動変容につながるのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨