小児患者への説明方法
2026年2月18日KO DH
発達段階に合わせた小児への効果的な説明技術を紹介します。
参考文献:Wright GZ, Kupietzky A「Behavior Management in Dentistry for Children」Wiley-Blackwell(2014)
「子どもの患者さんへの説明、どう工夫したらもっと伝わるかな…」——小児対応に悩む歯科衛生士さんは多いですよね。
発達段階に合わせた説明を
小児患者への説明は、年齢・発達段階によって大きく変える必要があります。幼児期(3〜6歳)には「Tell-Show-Do法(言葉で説明→見せる→実施)」が有効で、擬音語や短い言葉を使うことがポイントです。学童期(7〜12歳)には論理的な説明が届きやすくなり、「なぜ磨くの?」という問いに答える形での対話が効果的かもしれません。
親への説明と子どもへの説明を分ける
小児歯科では保護者への説明も重要ですが、子どもの前での話し方にも配慮が必要です。「この子は磨けていない」という表現は、子どもの自信を傷つけ、歯科への苦手意識につながることがあります。子どもに直接「ここ、上手に磨けてるね」とポジティブなフィードバックをしつつ、保護者には別途詳細を伝える場を設けることが望ましいでしょう。
ただし、過度な褒めは逆効果になることも
ただし、できていないことを過度に褒め続けることも問題です。子どもは敏感で、「本当は違うのに褒められている」と感じ取ることがあります。正直に、でも傷つけない言葉で伝える技術——これが小児対応の醍醐味なのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨