再生療法後のメインテナンスで気をつけること
2026年4月25日KO DH
再生療法後の特殊なメインテナンスの留意点を解説します。
参考文献:Cortellini P, Tonetti MS「Long-term tooth survival following regenerative treatment of intrabony defects」J Periodontol(2004)
「再生療法をした患者さんのメインテナンス、通常と何が違うの?」
再生療法後の組織の特殊性
GTR(組織誘導再生療法)やエナメルマトリックスタンパク質(EMD)を用いた再生療法では、新付着や骨再生が期待されます。しかし、再生した組織は成熟した歯周組織と比較して機械的刺激への抵抗性が低く、初期のメインテナンスでは特別な配慮が必要です。Cortellini&Tonetti(2004)の長期研究では、定期的なメインテナンスを継続した群で有意に高い歯牙生存率が示されました。
メインテナンスで気をつけること
再生療法後のメインテナンスでは、①術後3〜6か月は超音波スケーラーより手用スケーラーを優先②過度なSRPを避け、再生部位への刺激を最小限に③BOP・PPDの変化を慎重にモニタリング④患者のホームケアの徹底支援が重要です。
ただし、通常のメインテナンスを軽視しない
ただし、再生療法後だからといって他の歯周組織のケアをおろそかにすることは禁物です。再生部位が良好でも他の部位からの感染やバイオフィルムの蓄積があれば、長期的な予後は悪化します。全体を見渡した包括的なメインテナンスが再生療法の成功を支えるのではないでしょうか。
それでは、また次回〜🦷✨